こんばんは、龍司です(^^

 昨夜 はストーンズのライブに感動して、

思わずアツいお話をしてしまいました(笑


 ストーンズのライブを見た多くの方々が、
私と同じようにブログの記事で話題にしたり
友人に話したりしていることでしょう。。。

 今までもストーンズは、

実に多くの方からいといろと語られてきました

キースがヘロインで汚れた血液をスイスで入れ替えたとか、

1週間寝ずに起きていたとか。。(笑


 ストーンズについて語る時、皆さん、実に楽しそうです

これほど多くの方に語られるウワサされるのは、

ストーンズが作る「物語 」が、その方々にとって魅力的だからでしょう(^^

(自分にとって魅力を感じない人のウワサなどはしないですしね)



 そして、マーケティング的な見方をすれば、

この「語られる」というのは、

これからの時代に企業が商品を広く普及させるために

非常に重要な要素になると思います。


 なぜ重要なのかといいますと・・・


 今までは(20世紀は)、

企業は商品を広く販売し、普及させるには

唯一の媒介者の広告代理店にお金を支払い、広告を流すことが

主な手段でしたし、それが有効に機能していました。

viral


 しかし、今の時代は、

モノが普及しきっていて、消費者はテレビCMを見ただけで

「これは素晴らしい商品だから是非欲しい!」などとは思わないでしょう。

むしろ、消費者の時間 を奪うテレビCMは、

その企業の悪い印象も与えてしまうかもしれませんよね。


 そこで、

「消費者に語られる」ことにより、商品を普及させるというやり方は

非常に有効な戦略になるでしょう。

viral2

 魅力的な物語、アイデアを作り、

それを消費者語られることにより増殖させる・・・


 「消費者に語られ、広がるアイデア」のことを

セスゴーディンは「アイデアバイルス」と呼んでいます。


※ Ideavirus(アイデア・バイルス)・・・・

virus(バイルス)は、日本語で言うと病原菌などで使う「ウイルス」ですね。

「ウイルス」のように広まる性質から、この言葉を使っているのでしょう。


 そして、 

セスゴーディンは「ただ存在するだけのアイデアには価値がない。

広がり、成長し、触った人々すべての人に感染するアイデア・・・

それこそが「アイデアバイルス」だ」と説き、


 アイデアバイルスを解き放つことが大いなる勝利への道となる」

と説いています。


 21世紀、

特にIT革命 の影響により、時代は「企業主導型」から「消費者主導型」へ・・・

企業がお金を使って意図的に消費者を動かすことなどできません。

消費者の関心は、お金では買えないのです。

消費者を動かすのは、企業の商品やサービスの魅力そのもの。。。


 こういう時代に 商品を普及させるためには、

いかに魅力的な「アイデアバイルス」(物語 とも言えるでしょう)を作り、

いかに消費者語られるか

そしていかに消費者物語 を作ってもらえるか・・・

が重要なポイントになるでしょうね。



 そういう意味で、

ストーンズ は、これからの企業にとって大いに参考になると思います。


参考書籍:


セスゴーディン著:「バイラルマーケティング

cf. この記事で紹介したマーケティング手法を「バイラルマーケティング 」と呼びます。


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今日(25日土曜日)の東京は、天気も良く

私はいつもの週末と同様、ドライブしてました


▼レインボーブリッジ手前の芝浦付近では

このように高層マンションがたくさん建設中

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▼レインボーブリッジを渡るところ

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▼桜の花も開き始めました

sakura

去年と同じく 、桜を見ながらバドワイザー 飲みましたよ(笑

いい季節ですね(^^